直感の声
宇宙(源)はいつもすべての人に語りかけている。
そして魂もまた私につねに語りかけている。問題はその声を私が聞こうとするかどうか。宇宙(源)や魂とのコミュニケーションは人の理性よりずっと正確だ。またそれは感情をとおしてなげてくる。何かについて真実を知りたいときにはいま私はどう感じてる?と問いかけてみるといい。最も深い感情のなかに最も高度な真実が隠されている。
宇宙(源)・魂とのコミュニケーション
宇宙(源)を感じ、魂とコミュニケートするとき、感情のほかに思考(言葉)、日常のさまざまな経験もつかわれる。思考をつかったそれはイメージや映像でやってくる。
日常的な経験やそこにある人との関係性のなかにも宇宙(源)からのインスピレーションは含まれる。それを通じてふと浮かんだことに注意をはらってみよう。小さな経験でもないがしろにしないで、ちゃんとみていけば、必要なことはわかる。
感情、思考、経験でもうまく伝わないとき、魂は最後に言葉をつかう。しかし言葉は代用にすぎず、シンボル、サイン、形でしかない。言葉に表現すること自体は排他的なこととなり、誤解をうみやすいから。
メッセージの見分け方
宇宙(源)とのつながりを感じるのは感情、経験、思考、言葉によるけれど、そのすべてがメッセージとは限らない。つながっているのか、そうではないのかを見分けるのを人は難しいと思う。
見分け方の基本は「最もポジティブで偉大な感情(感謝)」「最も感動的な経験」「最も曇りのない考えと言葉」であるかどうか。それ以外はエゴからきている(執着からくる欲やかけひきなど囚われているもの)。
一番気高く、一番曇りがなく、偉大であるかどうかは、その人が未熟であったとしても分かる。「最も曇りのない考えと言葉」には喜びがある。曇りのない言葉こそそのときの真実。
内なる自分の声にしたがうこと
崇高なメッセージは、指導者、聖職者、仏典や聖書のなかにあるのではなく、自分のなかにあるもの。自分の感情に、喜びともなう最高の考えに耳を傾けること。経験を大事にすること。親や先生などに教えられたことや本に書いてあったことと違うと感じたなら、教えられたことは捨てて。内なる自分の声に従うこと。
内なる声はそれが愛か怖れかを教えてくれる。それを選択すべきか否かをおしえてくれる。権威は自分自身のなかにある。
誰かの言葉をうけて、それが自分の本当の気持ちと違うとき心理的な葛藤が生じる。心の奥で人がいうことは私の思いとは違うと魂が語りかけている。
そんな時に誰かの声を先にすると、直感的なことが消えてしまうから必ず自分自身の心に留まること。
母なる宇宙(源)は言う
あなたの魂の望みのなかで私の愛をうけとりなさい
あなたの正直な気持ちのなかに私の声を聞きなさい
あなたの静かな心のなかで私を感じてくつろぎなさい
宇宙(源)からここへきた魂はつねに私に指針を与えている。どの道を選べばいいか、どう行動すればいいか、魂はあなたを包み、いつも母なる宇宙(源)を感じてねと語りかけている。
直感は、なぜ?という理由なしに、いま真実はそれなのだと分かる。証拠や証明や理由を超えた「深い理解」から生じる。響きだけでそれが重要だと分かる。
響きを感じて。