魂の意思に反した経験が訪れることはない
魂がすべての経験を創造しているから、どんな魂も意思に反した経験はない。
死も同じ経験のなか。死は魂が形を変えるだけ。特定の形に留まっていても、もうなんの役にも立たなくなったとき、魂は形を変える。自分の意志で喜びながら形を変える。
魂は現在の肉体を楽しんでいるし、そこから離れることもまた楽しんでいる。
魂が肉体から離れるとき
魂が肉体から離れるのは再生したいから。それは死だけに限らない。毎日眠りをとおして身体から離れている。魂にとって身体に宿ることは楽しいけれども、それほどラクなことではないから、新陳代謝のために眠りを生み出した。
魂は軽やかさと自由を知っている。安らぎと喜びに満ちている。だからもう一度その状態になりたくてしかたがない!眠りをとおして毎日実行している。
魂は身体の制約にうんざりしている。すると身体から抜け出すーこれが眠り。
魂は真実でないことに飽き飽きする
魂は燃料を補給しようと思うと身体から抜け出す。真実でないこと、偽りのことに飽き飽きして、源とのつながり、その確信と休息、スピリットの目覚めをもう一度味わいたいと思ったら身体から抜け出す。
赤ちゃんとして新しく肉体とつながった魂は、肉体の活動をとても難しいと感じている。だから赤ちゃんはしょっちゅう眠っている。ショックが薄らいでくると、だんだんと耐性がついてきて身体に留まる時間が長くなる。同時に「忘却」へをはいっていく。
私は身体にはいって何をしているのか、何をしようとしているのかを思い出すと、魂は頻繁に身体から抜け出さなくなる。目的と理由があって、身体に宿ったことがわかったから。
ただ楽しむだけのために体を離れることもある。精神の目覚めや身体の若返りのためだけの目的ではなく、源とひとつであること を知る喜びのために身体を離れることもある。
自分自身が身体ではなく、身体と共にいる存在だと気づいていると身体と共に長くいられる。(眠りにはいる時間が短くてすむ)